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coquito

  • Author:coquito
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地元プエルトリコ紙で日本の野球の特集

 
先日、プエルトリコのPrimeraHora紙で日本の野球について特集された。
内容はステレオタイプな感じだがせっかくの機会なのでざっくりと翻訳して紹介する。

En Japon el beisbol es otra cosa(日本ではもう一つの野球が)

カロリーナ・ヒガンテスとカグアス・クリオージョスに総勢8人の東洋の選手が加入してから、
プエルトリコリーグへの”日本人の侵略”について多くの会話がなされてきた。

でも実際は逆に多くのプエルトリコ人が今まで日本でプレーしてきている。
カロリーナのペドロ・バルデスとイラム・ボカチカ、そして過去にはレオ・ゴメス、
シリロ・クルス、ホセ・サンチアゴ等など。

今年は、ジョナサン・アルバラデホ、ルイス・ゴンザレス、ディッキー・ゴンザレス、
マヤゲスのレギュラーランディ・ルイス、カグアスのエドガルド・バエスがプレーした。

Primera Hora紙は彼らの日本での経験についてより知識を高めるために、
彼らにインタビューを行った。

基本、基礎

WBCでプレーするアジア人を見ていると、彼らは野球における些細なプレーも
重要にしているのが分かる。打撃と走塁を重要視し、バントはその選択肢の中に
いつも入っている。

「日本のリーグではすごく基本に則ってプレーしている。初回からバントもする。
打者が誰であるかはあまり重要ではなく、ヒットエンドランもよく使う。」
2007年、2008年の2シーズンを埼玉西武ライオンズでプレーした
イラム・ボカチカがこう強調する。

同様にポンセの先発投手ジャンカルロ・アルバラードも日本ではバントが使われるので、
投球スタイルもそれに合わせる必要があると説明する。

「全てにおいて今まで見たことのない、今までと違う野球だ。
例えば、初回先頭打者が1塁に出ると次の打者はバントする。
仮に2塁打で出塁したとしても次の打者はバントする。」
アルバラードはこういう状況では落ち着かないとならないとコメントした。

日本でプレーするにあたって大きく適応しなければならなかった選手に、
2001年から4年間福岡ダイエーホークスでプレーしたペドロ・バルデスがいる。

「いつも4番か5番を打ってたんだが、監督が2番を打たせようとした。
それでバントをしなければいけなくなったので毎日のようにバントの練習をした。」
とバルデスは言った。

投球
西洋の野球に慣れてきた選手にとって東洋の野球では変化球に苦しめられる。

「先発選手は120球くらい投げる。アメリカではあまりないことだけど。
非常にバランスがの取れた野球だ。また要求が高く選手はいつも最高の状態で
いないといけない。」
アルバラードはコメントした。

「日本の投手起用もちょっと異なってる。例えばノーヒットで投げてる状態だとして、
相手チームが3人左打者が出てきたら交代させられることもある。
アメリカではノーヒットが崩れるまではマウンドは降りないと思う。
唯一それが許される選手はチームのスター選手だけだ。」
ペドロ・バルデスは過去に松坂大輔がこのような状況になったのを覚えている。

成績を残す
何が起こっても日本でプレーする外国人選手は成績を残さないといけない。

「日本では1軍で4人の外国人選手がプレーすることができる。2軍には20人くらい。
チームは2軍で成績を出している選手にはすぐに1軍に上げる。
そして1軍で使えないことがわかるとすぐに落とす。
これもアメリカではあまりない。」
アルバラードはコメントした。

同じような状況になったのが東北楽天ゴールデンイーグルスのランディ・ルイスだ。
「とにかくすぐに結果を出さないと行けない。契約した時には2回も
2軍に落ちることになるとは思いもよらなかった。こんなのはこっちのリーグにはない。
例えば、今年スタートがすごく悪くて最後も2軍だった。自分が悪かったんだけどね。
やるべき仕事ができなかったから2度と1軍に上がれなかったね。」

練習、練習、そして練習
練習することで完璧が作られるとはよく言われるが、日本の野球文化はそれを表している。
遠征に出た試合のない日でさえ4時間の練習を召集されバッティングゲージの中で打撃練習する。

「彼らは特に練習を強調する。1回試合でミスすればずっと練習させられる。
たとえ厳しい練習でもやり遂げないといけない。意見を言うことは許されない。」
横浜ベイスターズでプレーしたルイス・ゴンザレスがコメントした。

「まず最初に日本に行って適応しないといけないことはバッティング練習の時に、
2つのバッティングゲージを使うことだ。一つは左投手、もう一つは右投手。
2つのバッティングゲージで各打者6分間休みなく打撃練習する。
とにかくたくさんスイングして、その後の試合に備える。」
ボカチカは確信してコメントした。

行動にも制限
日本のチームは選手に対して行動に対しても厳しい規則も設けている。
「日本ではルールを守らなければいけない。ある3人の選手が門限を破って外泊をしてしまった。
後日その選手はミーティングの場で謝ることにって1000ドルの罰金、
さらに試合前の練習の間中ずっと走らされることになった。それが3日続いた。
更に日に日に走る回数が増えていった。」
ルイス・ゴンザレスが回想した。

全てにおいて尊敬
インタビューを受ける選手はファンに尊敬の意を示す。

「自分の名前が聞こえてきたら、それはファンが祝ってくれてることを意味してるんだ。
負けている状況で9回に逆転するタイムリーを何度か打ったことがあって、
その後はいつも同じ応援をしてくれてた。ファンは名前を叫んで選手の最高のプレーを
期待する。選手も応援で高揚してプレーできる。」
バルデスは過去のプレーを思い出す。
日本ではライトスタンドの応援団から選手ごとの応援曲が歌われる。

「日本のファンは選手にすごく尊敬の念を持っている。目を見ることもできないくらい。
とにかく選手を尊敬してるんだ。日本について質問されるときにはいつも、
映画の”ミスターベースボール”を見てと答える。この映画を見れば外国人選手が日本で
どう過ごしているのかがよくわかるよ。つまり、尊敬、適応の過程、文化の衝突だね。」
ソフトバンク・ホークスのバエスがコメントした。

「もし、ここプエルトリコでも尊敬することや試合に誇りを持つようになると、
もっとよくなるだろう。すべてが習慣になるように。選手はファンに挨拶をして、
試合後にも感謝をする。日本人にとって野球の試合はかけがえのないもであり、
だからエラーや失敗をしたときには上手くなるために3倍練習するんだよ。」
ゴンザレスは言った。

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