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coquito

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プエルトリコ野球の危機

 
MLBスパニッシュの公式ページに「プエルトリコ野球の危機」という題の記事が3月15日付で記載された。AP発の記事なので、おそらく野球べったりという記者が書いたのではなくちょっとタッチが新鮮な感じがして思わずじっくり読んでしまった。内容はちょっと変なところもあるが、まぁまぁいいところを突いており結構面白かった。私のHPのここで書いたことと似ているけど、現状の紹介ということで全文を訳して今日は紹介したい。

プエルトリコ野球の危機(Crisis en el beisbol purtoriqueno)
バーニー・ウィリアムスとフアン・ゴンザレスは絶滅の危機にある種族だ。両者共にかつてメジャーリーグで輝かしく光放っていた80年代に生み出されたプエルトリコ人プレーヤーの世代の一員である。ロベルト、サンディ・アロマー、カルロス・バエルガ、ベニート・サンティアゴ、エドガー・マルチネスそしてイバン・ロドリゲスも同様にそれらの一員であり、彼らも経歴の中で一時代を築いていた。しかしながらこれらの選手はすでに引退した人か落ち目の選手である。ウィアムスとロドリゲスはまだヤンキースとタイガースで十分活躍している選手であるが、この最高世代のプエルトリコ人選手に残された時間はわずかである。次の世代は?誰?メジャーリーグやマイナーリーグに毎年のように選手を送り込むドミニカやベネズエラとプエルトリコの違いは新しく登場するスター選手の供給能力である。この問題は社会情勢と同様スポーツにも深く根ざしており、何人かのプエルトリコ人選手やコーチはAPとのインタビューの中でこのように理由付けている。
「ドミニカでは野球は情熱である。人生の一部だ。彼らはいい生活を送るために国を出て金を稼ぐ。プエルトリコ人にもそういう意識はあるが、あまり大きいものではない。」とヤンキースのセンター、バーニー・ウィリアムスはコメントした。さらにウィリアムスは(今はボランティアのような形で行われている)少年野球のコーチの重要性について強調した。「私はベガ・アルタのマリカオという地区の少年野球のチームに所属していた。しかし今はコーチ、監督、支援者などが減ってきている。」と付け加えた。
このようにプエルトリコの野球が危機に直面していることを心配しているもう一人がプエルトリコ人で最多ホームラン、2度のMVPの実績のあるイゴール・ゴンザレスである。かれは若い有能な選手がウィンターリーグへ参加しないことを批判している。
「プエルトリコの若い野球選手は楽をしすぎている。怠け者だ。ディスコに行ったりショッピングをしたり、彼女とのデートやいい服を着ていい車に乗って遊ぶことばかり考えている。でもそれではメジャーリーガーにはなれない。メジャーに行くには毎日一生懸命練習して、目的と自分の夢を持っていないとだめだ。才能のある選手はたくさんいる。しかしモチーフをしっかり持った意識の高い選手はあまりいない。」とコメントした。
クリーブランド・インディアンスのコーチであるプエルトリコ人のルイス・イサックは、街角で少年達が野球をしなくなったのを嘆く。子供達はスポーツと離れたところに興味を持っている。「テレビゲームが登場してから子供達は野球場に来ることは少なくなった。ゲームがプエルトリコの野球が停滞している一つの原因だと言っていい。」
また、将来の活躍を約束されたプロスペクトのカンザスシティ・ロイヤルズのルベン・ゴタイは、「プエルトリコ人はアメリカ本国人とドラフトで競わなければならない。だからメジャーの道が難しい。」と述べている。
しかしそう悲観ばかりでもない。カルロス・デルガド、カルロス・ベルトラン、ハビエル・バスケスはスターであり、まだ何年も活躍が見込める選手である。更に若い選手としてブルージェイズのアレクシス・リオスやカージナルスのキャッチャーのジャディル・モリーナ、そしてゴタイもいる。
しかしドミニカ人やベネズエラ人が毎年タイトルを独占するのに反してプエルトリコ人のタイトルは片手で数えられるほどである。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/news/article.jsp?ymd=20050315&content_id=967787&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb

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