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2017WBC プエルトリコ代表の分析・予想 その2

 
過去の戦績編
次に、プエルトリコの過去3回の戦いを分析し、今回の戦いを予想する。まず、過去の第一ラウンドの成績をまとめた。以下のようにプエルトリコとキューバが8勝1敗で1位、他に8勝を挙げているのは韓国で、日本は実は過去3回すべてにおいて第一ラウンドで敗戦がある。
勝敗
プエルトリコ 8勝1敗
キューバ   8勝1敗
韓国      8勝2敗
ドミニカ    7勝2敗
日本      6勝3敗
アメリカ    6勝3敗
ベネズエラ  6勝3敗

次に、第一ラウンドの総得失点差を調べた。第一ラウンドはチームのレベル差によるコールドゲームやチーム状態が仕上がっていない状況もあり得失点差は成績を反映しないと考える見方もあるだろうが、結果は興味深い結果となった。調べてみると、2回の優勝経験のある日本が41点で最多となっている。その他の優勝、準優勝の経験のあるチームも上位に位置しており、最後まで戦い抜くにはやはり第一ラウンドの戦いも重要であることが分かる。
得失点差
日本      +41点(第1回優勝、第2回優勝)
キューバ     +39点(第1回準優勝)
プエルトリコ   +34点(第3回準優勝)
ドミニカ    +31点(第3回優勝)
アメリカ    +31点
韓国      +26点(第2回準優勝)

更に失点数を調べるとプエルトリコの14点が最少であり、次が日本の22点となっている。他国に比べて投手のレベル的には決して高くない2国の失点が少ないのが印象的だ。もう一つの特徴として、この2国は過去の3回ですべて第一ラウンドの開催国であり、地元の利が意外に大きいのかもしれない。
失点数
プエルトリコ   14点
日本      22点
韓国      24点
ドミニカ    25点

まとめると、他国との比較において過去3回の第一ラウンドの戦いでプエルトリコは良いパフォーマンスを示しており実力的には“伏兵”と呼ぶには役不足、過小評価と言っても良いのではないだろうか。

次にプエルトリコの過去3回のすべての戦いを調べてみる。
2006年 第二ラウンド敗退 4勝2敗 得点32 失点17 得失点差+15
2009年 第二ラウンド敗退 4勝2敗 得点31 失点10 得失点差+21
2013年 準優勝      5勝3敗 得点23 失点26 得失点差-3
1試合当たり:平均得点は4.3、平均失点は2.7

興味深いのは準優勝した前回大会が、得点数が最も少なく、失点が最も多いことである。過去に2度の二桁得点を記録しており、その対戦相手はキューバとアメリカで共にコールドゲームで勝利した。この2チームに対しコールドゲームで勝利したことがあるのは、プエルトリコのみである。(WBC以外の国際大会通じてもおそらく唯一であろう。)
次に第一ラウンド開催国の成績を見てみると、第2回のカナダ以外はすべて第2ラウンドに進出。今回、開催国となっているメキシコも第2回に第一ラウンドの会場となり、その時も無事通過を成し遂げている。プエルトリコはこの大会、ジカ熱の影響で開催が見送られ初めてアウェイで第一ラウンドを戦うことになる。これは大きなハンデになるとみられ、厳しい戦いが予想される。
今回の第一ラウンドで戦う相手国の過去の対戦成績は、対ベネズエラ1勝2敗、対メキシコ未対戦、対イタリア1勝0敗であり、何と言っても最大のポイントは初戦のベネズエラ戦になる。今回ベネズエラの先発が予想されるF.ヘルナンデスは2009年に対戦し,0-2で完封負けを喫している相手であり、間違いなくタフな戦いになりそうである。
更に問題は次のメキシコ戦だが、地元開催で気合が入っているのと、日程についてもメキシコは緒戦のイタリア戦から1日空けての対戦に対しプエルトリコは2日連続の試合となることから、アウェイの洗礼を受けることが確実である。この試合で負けると終わってしまうだけに気合を入れなければいけないが、下手すると第3回のベネズエラのように調子が掴めないまま終了ということも十分ありうる。

結論
 プエルトリコは過去のWBCで十分な実績を残してきており、前回の準優勝時のメンバーより打線が強化された今回は以前にも増して期待が持てると言えるだろう。しかし、若い選手が多いことや、地元開催ではないディスアドバンテージ、日程のきつさなどを考えると、今回は今まで以上に厳しい戦いが予想される。具体的には緒戦のベネズエラに勝てるかどうかが大きなポイントとなり、この試合を落とすこととなると初の第一ラウンド敗退の可能性も大きいと考える。

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